治療（＝治す行為）のサポートだけでなく、予防にも目を向けた、
健康を支える企業でありたいと考えています。

協和医療器の根幹である医療事業部の成り立ちと強みの創造

協和医療器は、昭和61年に青森の地で開業いたしました。
開業当初は特別な強みを持たず、御用聞き営業として様々な医療機関に寄り添っておりました。
創業当時、大型機器はメーカー直の納入が通例でしたが、
毎日病院に足を運んでいた私たちの元には、現場の医師たちが感じる機器の使い勝手や要望など、
生の声が集まりました。
結果として、メーカーごとの特徴や使い勝手についても把握し、
各現場ごとの使われ方や好みも把握していることで、先生方とメーカーの双方から信頼をいただき、
両者の間に入ることがそれぞれの安心に繋がる関係の構築に至りました。
現在では、取り扱い品目も診療材料などの消耗品から、CT・MRI等の機材に至るまで幅広く取り揃え、
日々お客様のご要望に応えるべく、夜間の急な対応に際しても精一杯対応しております。
また、学会などにも積極的に参加し、常に医療商材に対する知識を深めると共に、
新しい情報をいち早く先生方にお届けできるよう努めております。
こうした姿勢が弊社の行動規範であり、多くの情報が集まること、
お客様との信頼関係が弊社の強みであると言えます。

協和医療器が見据える医療のこれから

近年、「予防医療」の概念が広まり、　病気の「治療」だけでなく「予防」へのニーズが高まり、
弊社としては、それに寄り添う必要性を感じました。
そして、医療に限らず、食と健康には密接な関係があることに着目し、
衛生環境事業部を東京に開設するに至りました。
従来の機器、備品の取扱いに加え、品質管理の自動化システム「バイオプティ」の研究開発、
また、HACCPを通じた衛生コンサルティング等のサービスの向上に努めております。

協和医療器は創業から35年という歳月をかけて、先代代表が地域の病院に寄り添いながら、
地域医療の発展の一翼を担うために日々努力をして築き上げた企業です。

私はその先代の意思を引継ぎ、今までの良い部分を生かしながら新たな気持ちを持って、
青森県を中心とした地域医療への貢献をすること、
また、全国の食品の安全を守るために貢献していくことを目指します。

私の企業運営に対する想いは
「地域社会の役に立っているか？」「病院の役に立っているか？」「人の役に立っているか？」に
尽きると考えております。
その為に日々頑張ることで、その向こう側に企業の発展があると信じております。

医療を取りまく現状は年々厳しくなっており、
医療機器業界も年々変化を求められる時代となってきています。
しかし、私たちのような企業は今後も必ず必要とされると信じ、
今までに以上に力を発揮してまいります。

また、今後は食品業界事情も変わってくることでしょう。
しかし、「人々に安全な食品を提供する」という部分は絶対に変わらないと考えております。

その為、食品の菌検査やHACCPという食品衛生管理の分野で、
社会のお役に立てるように努力をしてまいります。

今まで以上に品質の高いサービスを提供し、新たな価値の創出をしながら、
より一層社会貢献できる企業を目指して社員一丸となり邁進してまいります。

代表取締役社長 小野寺 俊弥